24日は長野県ヒメギフ遠征
先週は天候不順で遠征断念。
今週は天候にも恵まれ、ようやくヒメギフ遠征に出かけてきました。
数年来全くもってヒメギフの姿も確認できず
今年は雪解けが早く進み、平地のポイント状況は出遅れ感は否めなく
それでも確認したい想いは強く行って参りました。
午前8時、まだ肌寒さが残っていましたがポイント到着。
林道を登りしばらくしたらウスバサイシンの群生!
コレは期待できる!!と
しかし、待てども飛翔は目撃できず、
小一時間経過した後、サイシンの卵を確認できました。
間違いなくヒメギフの産卵です。
生息は確認できましたが、成蝶はやはり時期が遅れた。
結構広範囲に確認できました。
しかし成蝶の飛翔が全く無いのでここのポイントは切り上げ。
帰り際にもうウスバシロ !!
まさかと思いましたがウスバシロです。
ウスバシロが出てれば流石にヒメギフは遅いですね、、。
諦めがつき、今度は標高を上げて山間部へ。
ナビを観ながら良さそうな地域を探す。
土砂崩れで通行止めになった道路
唐松の幼木があり、雑木林も点在する。
唐松を杉林に置き換えれば、ギフチョウらしいいい雰囲気のところです。
待機する事数分で、早速お出まし!
未交尾♀
続いて脇道の林道に入ります。
この時既に12時過ぎ、気温もピークで2頭目
今度はオスです。
平野部より標高を上げて行った甲斐がありました。
ただ、鹿の生息もかなり多くて
ご覧のようにあちこちに獣道
かなりの頭数が駆け上がっていくようで
また角研ぎをしたような形跡
これでは樹木もたまったもんじゃないですね
ここの場所は初めての開拓地なのですが、
この日はオス3頭.メス2頭の採集で満足して帰宅。
しかし、ここはスミレや桜もなくどうやって吸蜜源を探すのだろうか?と。。
ちょっと心配なポイントでもありました。