採集遠征最終日2日目は、赤ウスバを求めて長野県諏訪市へ。
○屋さんのブログでも記載されていますが、この赤化型というのは
もちろん真っ赤っかにはなりませんが、どちらかというと
茶色い・濃いワイン色と言った方が近いかもしれません。
飛翔時がどうなっているのかは未知で、まったくわかりません。
標本を見る限り、茶色く見えるのかな?という感じがしました。
また、ここに来たら必ず赤化型がいるとは限らない様で、
年によって出現しない年もあり、近年は出ない年が多いようです。
ということで、見つけられたらラッキー!って感じで
気楽に行ってきました。
ポイントは角間新田、諏訪湖から霧ヶ峰に向かう道中にあります。
急勾配にある団地沿いを見ながら探索。
ポツポツと飛翔している姿は皆普通型。
角間新田のスポットなポイントはわからないまま、
しっぽのアンテナ感だけが頼りに回ってきました。
先ず最初に寄った公園です。
ベタな感じですが、整備されてると思うので寄ってみました。
公園の斜面には多数のウスバシロチョウが飛翔。
先ずは採集し確認してみました。
♀です。
赤化型ではありませんが、
新潟県のように黒化型にはならにようですね。
ウスバは大抵メスが黒化するものだと思っていましたが、
イヤイヤ、、、、お恥ずかしいかぎりです。
お次に角間新田墓地。
手前に小川があり、川沿いにゆらゆらと飛翔。
赤化型はみられませんでしたが、ウスバは多いし嬉しいかぎり。
なにやら、赤化型には野焼きが関連している?
でも団地に近い場所で、野焼きをする可能性はないだろうと思い、
少し旧道側に走ってみました。
この斜面に多数のウスバが飛翔。
行動力に乏しいウスバシロは、やはりポイントが大事。
黄色い紋のようなシミ?が着いた個体です。
角間新田の河川沿いの場所
野焼きに関連して、焼却炉周り。
もうこの時点で3時半過ぎて、飛翔はみられなくなりました。
最後に松林に消えていく姿を見て、
ここで、ふと感じたのですが、
赤化型というのは、黒化型と同じような行動に出るのではないかと。
白いウスバは、陽当たりの良い場所を飛翔していますが、
黒化型は、飛翔せずにジッとしている事が多く、
また、日陰にも潜っていくこともあるので、
赤化型も陽当たりの良いところよりも、
松林の木洩れ陽のあたりを好むのではないか?と。
あくまでも推測です。
このブログを読んでいただいた方で、
ここで既に赤化型を採集した方もいらっしゃると思います。
「ポイントが見当違いだ!」と思ってる方もいらっしゃると思います。
でも考えて考えて行動し、観察することに意味があり、
来年こそ赤化型!という目標がまた一つ増えてしまいました。
釣れない釣りほど疲れるものはない。
結局、今回の遠征は何ひとつクリアできませんでした(´-`).。oO