近年のブルーミヤマ

今回は、珍しく綺麗系のミヤマカラスアゲハです。


ミヤマカラスアゲハ(以下ミヤマにて省略)といえば派手で美麗。
特に春型は北海道産や、また低温処理での異常型が有名で、
上位人気の蝶でありますね。

自然界では、ギフチョウの終焉を知らせる蝶であり、
この蝶が舞い始めると、いよいよ採集シーズン突入って感じがします。
採集の方法は蝶道で待ち構えて一対一のタイマン勝負‼️‼️‼️
これがまたスリリングでたまらなく「舞う」という表現より
「翔ぶ」「疾る」という表現がいいかもしれません。

以前のブログでも紹介しましたが、このミヤマ、、、、
ここ近年、春型の大型化が進んでいます。
天変地異の変化なのか、それとも夏型となって羽化するハズの個体が、
なんらかの原因で、そのまま越冬して春に羽化した説と、
いろいろな所説があるところですが、
いかんせん、あのエメラルドグリーンの個体が減ってるのは、
新潟県内だけではないと思います。

春型の写真です。
この個体は6月奥只見湖で採集したミヤマです。
d0356192_15554051.jpeg
大きさは通常の春型です。
ギフチョウ♀より若干大きいくらいです。
ミヤマの特筆はやはり後翅。
昔の春型と区別する為に、分かりやすく赤色で囲みました。
夏型に見られるブルー色が強い個体です。
それと朱紋も強いですね。
これが勝手に命名した「ブルーミヤマ」
この手のミヤマが最近多く採集できます。

続きまして昔の春型
d0356192_15483309.jpeg
古い標本ですが、三国峠での採集品

ふたつを見比べてお解りいただけると思います。
大きさはほぼ同等。
三国峠産の方が鮮やかなエメラルドグリーンしており、
深い渓谷の新緑そのものの色彩です。
朱紋も薄く、いかにも春型って感じです。

続きまして長野県秋山郷産
このミヤマは5年前の採集品です。
d0356192_23345956.jpeg
エメラルドグリーン色のミヤマですが、
この春型はいたって大型です。
採集時は嬉しかったのですが、標本箱に納める時
春型より明らかに大きい春型にバランスが取れなかったです。
これも若干後翅上部がブルーなのです。

近年、大型化のブルーミヤマばかりが採集できますが、
ひと昔の「小型のエメラルドミヤマ」が本当に見なくなりました。

この蝶は低温処理での色彩異常型に人気があり、
数万円での落札価格もあるほどの人気種ですが、
やはり蛹化時の温度がキーワードになるのでしょうか?

今年こそ、エメラルドミヤマを採集したいものです。。。。


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Commented by ひかり at 2018-01-15 19:11 x
完全な春型グリーンミヤマカラス、私は未見です。滋賀辺りで探そうかな?
Commented by usaginoshippo1228 at 2018-01-16 13:55
こんにちは。
以前は緑ミヤマばかりで、春型は本当に美しかったのです。
ここの地域はカラスアゲハが少なくなってきて、ミヤマが多くなってきてる感じです。
by usaginoshippo1228 | 2018-01-15 16:26 | ミヤマカラスアゲハ | Comments(2)

蝶を主としたブログですが、いちばん綺麗な発生初期の個体のみを採集しています。


by usaginoshippo1228
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