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今後の奥只見を考える。フタスジチョウの存亡

今日だけ晴れる予報なので、奥只見まで行って参りました。
狙いは当然「奥只見亜種フタスジチョウ」
朝7時より出撃開始!
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↑奥只見シルバーライン入口です。
昔は500円の有料道路でしたが現在は無料です。
長くいくつものトンネルを抜けていく秘境です。
奥只見ダムまでは、ここから約40分くらいでしょうか。

途中インプレッサの新型が亀運転で、、、
STIのくせにとんでもなく遅い🐢

大名行列でようやく奥只見ダムに到着しました。

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↑この坂道をえっちらおっちら徒歩で上がって行きます。
途中、モンキチョウ達が元気に飛んでいました。
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↑スキー場の斜面です。こういうとこにフタスジは生息しています。
この急斜面を枝づたいにへつって登っていくと、
フタスジの楽園になるにですが、、、、
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↑ここがその急斜面のポイントなのですが、
ぜんぜんいません、、、、、
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↑♂ですが、やっと見つけました。

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↑これは♀です。裏面も綺麗ですね。
でも、ぜんぜんいない。
こんなもんじゃないハズなんですが。

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↑反対側は数年前の大雨災害の爪跡です。
まだ復興中です。

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↑副産物でミヤマカラスアゲハが採集できました。
グリーン系の綺麗な春型です!
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↑ビューティフルです‼️

ほかのチョウとしまして、
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↑まだコツバメがいました。

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↑フォーカスが合っていませんが、モンキチョウ黄色型♀の産卵風景


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↑サカハチョウもまだメリハリの効いたカンピンです。

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↑奥只見産ヤマキマダラヒカゲ♂
色彩が濃いです。
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↑コジャノメもまだ羽化したてで綺麗です。

それにしてもフタスジがいません。
以前はどんどん飛翔してくるチョウでしたが、
今日はほとんどいません。

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↑有名山菜、銀山フキを大量採取する中国人かと思いきや、
〇〇子ナンバーの日本人一行でした。
国有林ですが。
昨今、中国人のマナーが問われていますが、
関東エリアの方々の山菜採取も同類です。
(関東の方、気を悪くしないでくださいね。
でも、これが現在です。)



車で入れるポイントではフタスジ目当ての採集者にお会いしましたが、
まったく採れてないとのこと。
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↑ここは比較的楽に採集できるポイントですが、
左にカメラを振ると、↓

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↑大規模に伐採されてます。


おそらく、開拓されるに違いないと思います。
この場所はダムサイドのビューポイントに絶好なので、
いつか開拓されるだろうなと思っていました。
ついに始まってしまいました。
ここはクロシジミのポイントでもあるので、
コンクリート化やヤニだらけウッドチップに変貌化したら、、、
おそらく将来はないでしょうね。

なにをそんなに開拓しなければならないのでしょうか?
国、県行政は建設業に仕事を与えなければなりません。
箱物が建たない今、こういった土木の整備に回して
お金(税金)を使っています。
山だけではなく、河川も砂利を採取し川を浅くし
川を濁して漁業の不漁をさせます。
魚野川も三面川も同じです。
新潟県は漁業と建設にトップが同一人物。
これではどうにもなりませんわな‼️

ガッカリして、これからのフタスジチョウの存亡を考えると
心配でなりません。

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↑帰りに奥只見ターミナルで岩魚の塩焼きをいただきました。
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↑これが美味い!😋
養殖岩魚ですが、炭火の遠火で焼いているので
燻製のようになって、頭からしっぽまで全て食べれます。










by usaginoshippo1228 | 2017-06-24 18:53 | 黒化型フタスジチョウ | Comments(0)

蝶を主としたブログですが、いちばん綺麗な発生初期の個体のみを採集しています。


by usaginoshippo1228
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