ギフチョウも平地は終演を迎え、山間部へと移り変わっていきます。
さて、今回は「ホシミスジ」です。
新潟県では採集しずらい種類ですが、山梨県や関西方面では
ポピュラーな種類であるようです。
このチョウは新たに亜種が認められたり
地域差が大きい種類であります。
新潟県新発田市で採集した大型個体です。
2016年8月 ♀
自己採集品
高知県別府岬産
1990年6月 ♂
マイコレクション
コミスジばりに小型ですが、若干黒化系です。
お次は、、、
徳島県日の峰山産
2005年5月 ♀
マイコレクション
白紋に特長が現れ綺麗ですが、それ以上に、
更に島根県隠岐産の離島になると、
一目で違いがわかるほどの白星が並びます。
1998年5月 ♂
マイコレクション
最後に異常型として
「黒化型」
採集時の写真です。
飛翔時の姿なので、飛翔時どのように見えたか想像がつきますね。
一目で違いがわかりました。
長野県松本市産
2014年7月
♀
自己採集品
白紋が消しされている黒化型。
ミスジチョウ類のなかでいちばん違いが明白なもがホシミスジです。
このチョウも温暖化とともに北上している感を受けます。